橋本英郎公式サイト「絆」
FRIENDS

vol.38 おのだ徹(おのだクリニック副院長)

橋本英郎(以下、橋本):先生、今日はお忙しいところ、ありがとうございます。まずは僕の方から先生を紹介させていただくと、出会いはガンバ大阪のスーツスポンサーであるBESPOKE TALOR DMGのコニーさん、こと小西正仁さんに先生をご紹介いただいて。そんな縁で一気に距離が縮まって今では、月に1回は食事をしていますよね? おまけに今年(2012年)の11月に、僕がサッカースクール『プエンテFC サッカースクール』(*注1参照)を立ち上げた際も、ユニフォームスポンサーとして、いろんなサポートをいただいています。ちなみに、先生は無類のサッカー好きです。
おのだ徹(以下、おのだ):無類…かどうかは分かりませんが、もともと中学生まで自分もサッカーをしていたこともあり、よく観ます。海外サッカーも、日本のJリーグも、代表戦も…どこかのチームを応援するというより、サッカーを観るのが好きなんです。

橋本:それは無類の、だと思いますよ(笑)。ちなみに、副院長をされている病院『おのだクリニック』は、僕の実家にも近い阿倍野。つまりセレッソ大阪のホームタウンですよね。
おのだ:はい。それもあって、セレッソ大阪のホームゲームにはよく足を運びました。ただ基本的に僕は『観る』ことが好きですから。C大阪に限らず、G大阪の試合やヴィッセル神戸の試合も観に行ったことはあります。また、最近は橋本選手とお近づきになれたこともあって、やたらと神戸に対する思い入れが変わってきましたから(笑)。神戸の試合は全部、スカパー!で録画して観ていますよ。
橋本:ありがとうございます。親近感を持っていただいて光栄です。そう言えば去年(2011年)、僕と知り合う前にもG大阪の試合を観に来てくださったんですよね?
おのだ:G大阪が1-0で勝利した11月3日の鹿島アントラーズ戦です。橋本選手は試合終了間際に出場されていました。
橋本:去年は殆ど試合に絡めなかったことを思えば、僕が出場した数少ない試合を見てもらえて嬉しいです。
おのだ:優勝争いの最中だったこともあり、チケットは完売だったんです。でも鹿島サポーターのところに作られたG大阪ファン用の席のチケットならあるということが分かり、そこで観戦しました。

橋本:一応、G大阪を応援してくれたんですよね(笑)?
おのだ:はい。カードを観て、自分の地元に近い、例えば関西のチームが絡んでいる試合は、自然とそっちを応援してしまいますから(笑)。
橋本:その後、知り合った訳ですが、ピッチで観た僕と、実際に会った僕とで印象は違いましたか?
おのだ:僕にとってプロサッカー選手は憧れというか、尊敬する存在ですからね。とにかく、テレビで観ていたような素晴らしい選手と食事を食べるという事実に緊張しすぎていたので、あまり記憶がない(笑)。というのも、僕の中では08年のクラブW杯、マンチェスター・ユナイテッドVSG大阪戦で観た橋本選手がすごく印象に残っていて。試合終了間際に、右サイドから攻め上がって、MFルーカス(現FC東京)選手からパスを貰って、ゴールを決めた。残念ながら試合は負けてしまったけど、あの時のプレーが今も頭に焼き付いています。
橋本:サッカー界以外の人に会うと、必ずと言っていいほどマンU戦の話をされます。やはりクラブW杯となれば、観ている人の数も全然違うんでしょうね。
おのだ:いや、あのG大阪がすごかったんじゃないですか? なんか、とてつもない夢を魅せてもらったような…そんな印象でした。

橋本:ありがとうございます。逆に僕の先生に対する第一印象は…おしゃれな先生だな、と。失礼ながら、あまり先生っぽくないと言うか…白衣を着たらまた印象が変わるのかもしれないですけどね(笑)。僕らの世界にもドクターは必ず欠かせない存在なので、そこまで距離を感じる職業ではないけど、やはり『先生』と呼ばれる人にはなぜかピシッと背筋が伸びるものですからね。ところが、先生は最初からすごく親しみやすく、話しやすかった。ただ…改まって考えると、いつも結構いろんな話をしているのに、身体のケアとか、病気の話は殆どしたことがないですね(笑)?
おのだ:確かに、言われてみればそうですね。奥さまが第二子を妊娠中だった際に、多少その話は聞いた気がしますが…。
橋本:お医者さんがサッカーを観るときってどんな風に観るんですか? 僕の知り合いの整体師さんとかは、知らず知らずのうちに専門的な目で観ていることが多いらしくて。例えば、「あの選手は走り方のバランスが崩れているから、疲れているんだろうな」とか…。
おのだ:確かに外科医や整形外科医の方はそう言う見方をされるかもしれませんね。残念ながら僕は専門が内科のせいか、普通に観ているだけですけど(笑)。そう言えば、奥さんの話で思い出しましたが、二人目のお子さんがお生まれになったんですよね! おめでとうございます!
橋本:ありがとうございます。12月4日に、男の子が生まれました。まさに一姫二太郎です。サッカーを頑張る上でも励みになります。ただ、今年の神戸は残念な結果に終わってしまいましたからね。監督交代など、いろんなことがあったとはいえ、僕はある程度、コンスタントに試合に出してもらっていただけに、結果には責任を感じています。といっても、終わったことを嘆いても時間は取り戻せないですから。来季は1年でJ1に戻れるように…僕にとっても未知の世界であるJ2リーグでしっかり結果を残せるシーズンにしたいと思っています。

text by misa takamura

(*注1)
プエンテFCサッカースクール
詳細、入部に関するお問い合わせは下記まで。
http://www.puentefc.com/

おのだ徹/プロフィール

開院50年の節目を迎えた大阪市阿倍野区のおのだクリニック副院長。地域密着をモットーに、内科全般から皮膚科及び画像診療に至るまで幅広い医療を行うドクター。
おのだクリニック
大阪市阿倍野区西田辺町2-8-2 TEL:06-6691-0872
http://www.onodaclinic.com/