福島県いわき市を訪問してきました
12月15日、今江選手が福島県いわき市を訪問しました。
東日本大震災が起きた2011年より毎年訪問させていただいており、今年で5年目になります。
今年は、いわき市より、これまでの訪問活動に対して、感謝状を頂けることになりました。先ずは最初にいわき市役所に。すると玄関に職員の方、そして保育園のちびっ子達の大歓迎を受けました。
これには今江選手もびっくり。そして大感激!笑顔、笑顔でした。
(花束も!)
そして市長室にて、清水いわき市長から感謝状が贈られました。「本当に毎年いわき市の子供達をはじめ、いわき市民を勇気付けてくれて有難うございます。」とのお言葉を頂きました。
(感謝状の贈呈)
すると今江選手から「本当に僕からお礼を言いたいくらいです。毎年、皆さんと会ってたくさんの勇気をいただいています。今年ゴールデンスピリット賞を受賞しましたが、これは皆さんと頂いた賞だと思っています。今後も引き続き活動を続けていきたい」と挨拶をしました。そして新しく着ることになった楽天のサイン入りユニフォーム、そして今回、ゴールデンスピリット賞受賞記念で家族で製作した「感謝」の文字の入った盾を贈呈しました。
(今江選手からゴールデンスピリット賞受賞記念の盾を贈りました)
(楽天のユニフォームと色紙も)
その後は太平桜酒造さんへ。毎年、風評被害を振り払う為にも、地元の企業さんを訪問しています。そして今年は老舗の造り酒屋さんです。社長さんよりお酒造りの工程や、震災時の話を聞きました。
(社長さんから説明を受ける今江選手)
(酒蔵を見ました)
最後に今江選手のこれまでのいわき市の活動写真がラベルとなった特製日本酒をプレゼントされました。
(自らの写真ラベルの日本酒を持って)
(楽天のサイン入りユニフォームをプレゼント)
「いわき市のお酒は美味しいと聞いたので、今度から飲んでみたいと思います」と笑顔で話しました。
そして、今度はいわき市立磐崎小学校へ。 今回もたくさんの生徒が今江選手を出迎えてくれました。
入場する際に流れる音楽はいつもの「100%勇気」。児童たちが花道を作ってくれる中、もみくちゃになりながらもハイタッチで入場しました。
(たくさんのお出迎えを受けました)
今回はティーボールで、6年生100人を相手に特別授業を行いました。
一人、一人に身振り手振りで丁寧に指導。
時には冗談を交えると、グランドは笑顔でいっぱいになりました。そしてリクエストに応えて『代打今江!」大きな当たりを放つと児童達から大歓声が巻き起こりました。
(代打、今江!!)
最後は子供達からのお礼の言葉があり、今江選手からは「皆さんは、挨拶をはじめとして、こんなに素晴らしい今の気持ちを決して忘れないでください」と熱いメッセージを送り、子供達もその言葉に目を輝かせて聞いていました。
(皆んなで記念写真)
(退場の時、みんなとハイタッチ)
次はいわき市立磐崎中学校へ。今回の授業は、体育館で全校生徒を相手に質疑応答式のトークイベント。地元FMいわきのアナウンサーの方の進行で始まりました。
(校長先生と。ユニフォームを贈呈しました)
(壇上で質問を受ける今江選手)
生徒からは、たくさんの質問がありましたが、その中でも「苦手な教科を克服するにはどうしたらいいのか?」との女子生徒の質問には「難しい質問だね。ちなみに僕は得意な体育以外は苦手だったから!」と冗談を交えつつも「あまり自分一人で抱え込まないで、その教科が得意なお友達に聞いたり、先生に聞いてみるのも一つ。また、その聞いてみる行動がプラスになると思うよ」との真剣なアドバイスを送りました。
(女子生徒から質問を受けました)
その後は、壇上で野球部と女子ソフト部を相手に打撃のアドバイスも。
(打撃のアドバイス)
プロのアドバイスに生徒は本当に嬉しそうでした。今江選手が体育館に登場、退場する時にはブラスバンドの生演奏で迎えてくれました。素敵な演奏、本当に有難うございました。
(全校生徒みんなで記念写真)
その次は、こちらも訪れている被災地を視察しました。
海岸沿いの被害の大きかった地域ですが、昨年よりも宅地造成が進み、今まであった中学校の建屋がなくなっていたことに今江選手は驚いていました。
(現地は工事が慌ただしく進められていました)
現地で説明して頂いた市役所の方から「来年の6月頃にはここにも家が建つ予定です。」と聞いて、まだまだ震災の爪痕が残る光景ですが、毎年少しづつではあるけれど復興は前に進んでいるんだなと感じていました。
最後はいわき市内の中学生への野球教室。
グリーンスタジアムには21チームが集まってくれました。
野球部員の生徒からのいつも通りの礼儀正しい挨拶から、教室がスタート。今江選手から、まずはノックを交えての守備、そして打撃では「打撃は個人個人の個性が出るから。その子にあったアドバイスをしてあげたい」と全員を見てくれました。
立ち止まることなく寒い中、汗をかきながら熱心にアドバイスをしてくれました。
(生徒からお礼の言葉が)
今回、今江選手は「毎年訪れるたびに、皆さんとの距離が縮まっているのを感じて、本当に嬉しい。来年からは僕自身、楽天に行くけれど今度は東北がフランチャイズ。これも何かの縁だし、是非ともいわき市を始め東北を盛り上げたい。そしていわき市の皆さんも是非とも引き続き応援してほしい」と熱く語っていました。
最後になりますが、毎年訪問につきましてご尽力ご協力を頂いている、いわき市役所の職員の皆さん、そしてお会いした全てのいわき市の皆さんに感謝致します。
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