「寂しさ」と「感謝」

松井稼頭央さんが引退を発表されました。

その前に、ご本人からお話を伺っていましたが、このように公のニュースを目の当たりにすると、改めて「本当に引退されるんだ」と、寂しさと悲しさが心の底から込み上げて来ます。

僕にとって松井さんは高校の先輩ではありますが、何よりプロ野球選手として、小さい頃からずっと憧れ続けていたプレーヤーでありスーパースターです。同じプロという世界に入った後も、その存在は、近寄り難く、とてつもなく遥か彼方にいる方だと思っていました。

それが、ご縁に恵まれて、同じチームでプレーする機会に恵まれました。
２年間という、もしかすると短く聞こえる時間かもしれませんが、僕にとってはとても濃厚で贅沢で貴重な時間を松井さんと過ごさせて頂きました。

松井さんからは、野球はもちろんのこと、グランド外でも、たくさんのことを学ばせてもらいました。
今、自分がこの年齢になっているからこそ必要なことも教えて頂いたように思います。
この時間は僕にとって一生の宝物であり、今後の人生に生かしていくつもりです。

本当に松井さんには、言葉で言い尽くせないほど、感謝の気持ちでいっぱいです。

今はまだ、チームの中で全力を尽くされている松井さんに、「お疲れ様でした」、、、とは言いたくありません。
この後も、きっと、とてつもないプレーを僕たちに見せて頂けると思っています。

最後のその瞬間まで、その勇姿を我々に見せてください。