「国際小児がんデーの集い」が開催されました。
今江選手が、家族で応援支援している「NPO法人ミルフィーユ
小児がんフロンティアーズ」さんが、千葉市内で「国際小児がんデ―
の集い」を開催しました。
今江選手は現在キャンプ中にて出席出来ませんでしたが、石垣島から
心の中で応援してくれました。
「日本、欧米諸国では、医療技術が進み、お薬もいろいろ、たくさんあります。
でも世界では、治療も受けられない。お薬もない、病院もないという国も
たくさんあるのです。
そこで毎年2月15日に「世界中のどの国の子どもたち誰でもが、
素晴らしい、安心できる治療を受けられ、元気になれますように」
という願いを込めたメッセージを付けた風船を世界中で飛ばそうということに
なりました。
日本でも、初めてこの運動に参加して風船を飛ばしました。
大雪の後、大雨、そして強風というお天気でしたけど、
元気になったお友達、お医者 さんや看護師さん、
千葉市長さんや、看護の勉強をしている学生さんやそのほか大勢の 方々が集まり始めると、雨も、風もとまり、青空までが見えました。
そして一斉に1000個の風船が空高く飛んでいきました。」
(ミルフィーユ・スタッフさんからのレポート)
「国際小児がんデーの集い」とは
小児がんは平均で70から80%治癒するようになりました。種類によっては90%を超えます。
しかし、これは先進諸国でのことで、開発途上国では治癒どころか治療施設の不足、薬剤の不足、情報や知識の不足など、まだまだたくさんの問題を抱えています。
そのために尊い命が失われているのです。
この状況を改善しようと、国際小児がん学会(SIOP)と国際小児がん親の会連合(ICCCPO)では、毎年2月15日を国際小児がんデーと定め、各国で一斉に赤い風船
を空高く飛ばそうということになりました。
風船には、「世界中のどこにいても最新・最高の小児がん治療を受けられるように」という願いを込めたメッセージカードがついていて、風船を拾った人々にそのメッセージを読んで貰おうという目的です。
日本ではこれまでメッセージカードを配布することだけをしておりましたが、今年初めて風船も飛ばそうと、この2月15日に千葉市の三陽メディアフラワーミュージアム(千葉市花の美術館)で「国際小児がんデーの集い」を開催しました。
前日の大雪、そして早朝の大雨にはとても心配しましたが、その大雨が積もった雪を溶かし、9時ごろには雨もやみ、風も収まり、お昼ごろには青空さえ、少しですが垣間見ることができました。
会場には大勢の方々がお集まりくださいました。風船を膨らましてくださったのは将来、看護師を目指している若者たちです。
そして小児がん経験者やそのご家族、そのご友人をはじめ、千葉市長や医師、看護師、様々な支援団体、そして病棟訪問で闘病中の子どもたちを励ましてくれるワンちゃんたちまでが来てくださったのです。
そして約1000個の赤い風船が空高く、ゆっくりと昇って飛んでいきました。
NPO法人 ミルフィーユ小児がんフロンティアーズ
理事長 井上富美子様より
http://www.millefeuille.or.jp/
(NPO法人ミルフィーユ小児がんフロンティアーズHP)
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