今江年晶 公式サイト[今江主義]

福島・いわき市で小学校訪問&中学野球教室を行ないました。

東日本大震災から9ヶ月。今江選手はあの3月11日からずっと被災地の皆さんに何か出来ることはないか、自分だからこそできる支援がないか考えてきました。そしてオフシーズンに入り、準備を整え、今日 福島県いわき市を訪問。マリーンズの後輩である内選手にも声を掛けて、彼と一緒に被災地の皆さんや子ども達との交流をユニホーム姿で図ってきました。
いわき市は、警戒区域から約20kmほど離れ、33万人ほどの人口のある都市。今江選手がチームでいつもお世話になっているスタッフの方の故郷でもあります。その恩返しも含めて、今回はいわき市とご縁があって訪問してきました。
朝8時に上野駅を出発し、まずは いわき市立久ノ浜第一小学校の5年生と6年生の体育の特別授業に「ゲストティーチャー」として参加しました!
★暖かく出迎えて頂きました。
あいにくの雨でしたが、生徒達は元気に笑顔で授業に取り組んでくれて、今江選手や内選手の言うことにも大きな声で返事、そしてお礼の挨拶もきちんとしてくれました!
★こうやって振るんだよ!
授業の後は、みんなと給食を一緒に食べました。
★楽しいおしゃべりもしました!( ´艸`)
★教室でのごあいさつ。
★みんなとハイチーズ。内選手はサンタ帽子かぶってます。

★皆さん、すごく頑張ってます!ギョウザおいしかった!
同校校庭内にある「浜風商店街」(仮設プレハブ商店街)を慰問し、被災されても前向きに商売されている皆さんと触れ合いました。
その後は、大野観光いちご農園さんを慰問。頑張って農業されている皆さんとご一緒して、今江選手・内選手もいろんな勇気を頂きました。
★いわきの広報にご協力中。
  ★噂のゆるキャラ「さる一号(イチゴ)」と!
そして、いわき市立 豊間中、藤間中学校の合同野球部へ野球教室を行ないました。豊間中は、これまで海に最も近い中学として有名だったそうですが、今回の津波で被災し、校舎は壊れ、運動場には処理されたガレキが並んでおり、となりの藤間中学との合同中学になっているとのこと。それでもそんな苦労を表に見せず、やっぱり元気な子ども達!雨もあがって相当に冷え込む中での外でのプレーでしたが、みんな元気に力強いプレーをしっかりと今江選手、内選手に見せてくれました。最後に今江選手がメッセージとして伝えましたが、この中から誰かプロ野球選手になってくれたらと願っています。まずは中体連での結果を期待していますね!
★野球部のみんなと。
最後に。
今回、今江選手、内選手は市役所の方に被災地の現状を視察させて頂きました。跡形もない住宅街、ガレキの積まれた野球場、崩れた山並み・・・、想像を絶する世界がそこには広がっていました。それでも前向きに暮らす市民の皆さん、笑顔で生活する子ども達がたくさんいました。励ましにいこうと思った選手二人が、逆に勇気をもらう面もあったようです。
アテンドしてくださった市役所の皆様、小学校、中学校の先生、指導者、そして子ども達、浜風商店街の皆さん、大野いちご農園の皆さん、本当にありがとうございました。「がんぱっぺ、いわき。がんぱっぺ、東北。」いたる所にこんな看板や旗がありました。被災地の本当の苦労を知らない我々が軽々しく言うのは失礼だと思いますが、とにかく皆さん頑張ってください!