橋本英郎公式サイト「絆」
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vol.26 原田浩平(フットサル選手)

橋本英郎(以下、橋本):ポジションはどこ?
原田浩平(以下、原田):PIVOというサッカーで言うFWです。
橋本:フットサルでもPIVOの選手が一番点を獲りやすいポジションになる?
原田:いや、そうでもないかな。結構、僕らPIVOがキープして出す、という役割も多いので。
橋本:そういえば、名古屋オーシャンズのPIVOにすごいスーパースターがいるらしいやん?
原田:はい、ポルトガル代表のリカルジーニョですね。彼は、ヤバイくらい巧いです。一度、見た方がいいと思います。次元が違いますから。

橋本:そんな選手がよく日本に来てくれたね。メッシがJリーグに来るみたいなもんでしょ?
原田:それくらい凄いことではあると思います。でも名古屋のアジウ監督が昔、彼を指導していたらしく…いろんなチームから当然オファーはあったらしいけど、その縁で奇跡的に来てくれたそうです。そう言えば、11月2日にホームで名古屋オーシャンズと対戦するので、良かったら是非来てください。リカルジーニョだけは…ホンマに生で観たらビックリすると思う。
橋本:そんなに凄いんか…そう言えば、以前にシュライカーの選手に「浦安が頑張ったら名古屋と戦えるかも」という話を聞いたことがあるけど、それでも今季、1?9で大敗してたもんね。相当、強いんやろうな。
原田:いや。マジで相当強いです。僕らももちろん勝ちたいという気持ちはありますけど、現実的な差はやっぱりあると思う。
橋本:じゃあ今は当然、名古屋が首位?
原田:そうですね。飛び抜けています。
橋本:名古屋には日本代表選手も多い?
原田:そうでもないですね。といっても日本人のレベルも高いし、あとはブラジル人が結構います。しかもその殆どが基本的に日本国籍をとっているので出場には全く問題がないんですよね。それもあって強いというのもあると思う。

橋本:でもデウソンも結構いい順位につけていたでしょ?8節を終えた時点で2位じゃなかったっけ?
原田:そうですね。少し順位があがってきました。しかも10月3日にアウェイで名古屋と試合をするので、ここで勝てたら勝ち点的にも詰められるから大きいんですけどね。(編集部注:対談後、試合が行われ、残念ながら0-8で大敗。)
橋本:フットサルの強化のことはあまり分からないけど、現実的にやはり資金的な力があるチームが強いんかな。リカルジーニョのいる名古屋も彼を獲得できる資金があるっていうことやもんね?
原田:僕も他のチームの事情は詳しくは分からないですけど、サッカーでもそうであるように、単純にお金があればいい選手を集めやすいというのはあるでしょうね。
橋本:確かにね。名古屋のスポンサーって大洋薬品だっけ?スタジアムもすごくいいんでしょ?
原田:よく知っていますね!オーシャンアリーナっていう…すごいいいスタジアムですよ!
橋本:1試合につき、お客さんは何人くらいくるの?
原田:1500~1600人くらいですね。場所とかカードにもよりますけどね。例えば、大阪市中央体育館とかならリカルジーニョ効果で5000人強、お客さんが入ったこともありますし。でも他の試合はだいたい2000人にいかないくらいです。毎試合、5000人くらい入ると盛り上がるんですけどね。この前、万博であった大阪ダービー『ガンバ大阪対セレッソ大阪戦』を観に行ったんですけど、やっぱり満員のスタジアムって全然違いますもんね!
橋本:違うね。万博は満員になっても2万人強やけど、浦和レッズのホーム、埼玉スタジアムとか、22節のアルビレックス新潟戦を戦った東北電力スタジアムは、もっと凄いからね。22節の新潟戦も33000人くらい入っていて、試合自体もずっと相手の押せ押せで…新潟ファンはかなり盛り上がっててんけど、最後は僕らが点を獲って勝ったんよね。そしたら、FWドドが決勝ゴールを決めた瞬間の、シーンとなる感じが半端なくすごくて(笑)。ゴールも角度的に分かりにくかった分、僕らも入ったかどうか分からん、っていう感じやった上に、スタンドのお客さんもシーンとなり過ぎているから「え?決まったん?」みたいな感じで(笑)。ドドが一人で喜んでユニフォームを脱いでサポーター席に走って行ったから「あ、入ったんか」って分かったけど、明らかにみんなワンテンポ、遅れて喜んでいたから。
原田:ガンバのサポーターは来てくれていなかったんですか?
橋本:来てくれているけど、ほんの一角だけやからさ。実際、そこに座っていた人たちも分かりにくかったらしく…っていうか分かっていなかったみたいで(笑)。明らかに彼らも僕らと同様にワンテンポ遅れてたわ。フットサルのファンはどんな感じなの?
原田:いい人ばかりです。女性ファンも結構来てくれますしね。ただ、まだまだ、少ないのでこれからもっと増えていけばいいなとは思います。もともとうちのチームは全員がすごく仲が良いんですよね…代表とかでデウソンのことを話すと、他のチームからもうらやましがられるくらいなので(笑)。チームメイトと一緒に食事することも多いし、お互いの仲間から輪を広げていったりもしていて、そこからファンも少しずつですけど広がりつつあります。

橋本:そう言えば、普段もチームメイトと同じマンションで共同生活をしているらしいね!
原田:そうなんです。神戸のマンションに最初は4人で住んでいて、今は一人出て行ったので3人で共同生活をしています。みんな大体大時代からの仲間なんで、すごい楽やし、楽しいですよ。基本、一人一つずつ部屋があるからプライベートな空間はあるし。僕らは大学の時から同じサッカー部の寮に入っていたので、かれこれトータルしたら9年くらい一緒に暮らしているんですよ。
橋本:大学から一緒という流れなら楽しそうやけど、でも僕には想像できひんなぁ。3人ともデウソンに所属しているんよね?
原田:いや、今は一人だけ仕事をしながらビーチサッカーをしています。
橋本:大人になっても共同生活が出来るくらいやから、よっぽど仲がいいんやろうね。なんか、いろんな意味で楽しそうやわ!
原田:楽しいですよ。そう言う意味では、デウソンの一員としてプレーできていることを幸せに思います。
橋本:トップチームの選手は全員プロ契約?
原田:そうですね。でも個人個人で細かな契約の形態は違いますけどね。あと、アスピランチというサッカーでいうサテライトチームの選手は基本的にプロ契約ではないので、仕事をしながら、という感じの選手が多いですけどね。
橋本:Fリーグは、いわゆるヨーロッパの秋冬制みたいな感じのスケジュールで試合があるんでしょ?
原田:そうですね。今年なら8月から2月までFリーグの試合があって、それ以外にもカップ戦的な大会がある感じです。
橋本:じゃあ、何月がオフになるん?
原田:だいたい4、5月が休みになります。
橋本:めっちゃいい時期に休めるやん!旅をするにもいい気候の時だし。
原田:そうですね。
橋本:デウソンの日本代表選手は原田くんだけなんだっけ?
原田:はい。僕だけですね。

橋本:ちなみに、シュライカーは?
原田:村上哲哉くんと松宮充義くんと…あと永井義文っていう若い選手が入ってます。
橋本:シュライカーは3人も選ばれてるんや!そやのに、今は…6位…ならデウソンは頑張ってるっていうことよね。
原田:はい、一応頑張ってます(笑)。

取材協力/dieci
text by misa takamura

原田浩平/プロフィール
1983年6月25日生まれ。大阪府出身。清風高校、大阪体育大学ではサッカー選手として活躍。卒業後、フットサルに転向し、F リーグ発足初年度からデウソン神戸でプレー。Fリーグ2007ではベスト5に選ばれた。日本代表。
<原田浩平オフィシャルブログ/http://pure-city.jp/kohei/index.html